いい加減過去に文句をいうのやめようよ

過去に文句ばっかり言っている人がいる。

そういう人の顔、大抵怒っている。

 

実際に怒っていなくても、目が怒っている。

表情が伝わる。

 

そういう人、

他でもなく、自分に怒っているんだよね。

 

自分がしてきた選択に。

 

認めたくないけれど、

でもだからと言って、今が現実なんだから、

仕方ない。

でも仕方ないで開き直れないから、怒りになっちゃう。

 

心のどこかで怒っている。

そういうのが体の節々から漏れている。

 

本人も本当に一生懸命。

怒りを抑えて、十分頑張っている。

 

こうなってしまったのは、そうしなきゃいけない何かがあった。

 

その時、その時の決断。

あの人から言われたこと、

この人から言われたこと。

 

あの時の自分の状況。

 

その時には、それがベストと思って、考えて、歩んできた。

 

だから、それを今になって、

ああだこうだ言っても、

その時の自分にはその頭がなかったから、

その時の自分で、ベストを選んだ。

 

ないものはなかった。

それをこうすればって考える頭がその時はなかった。

 

だから、今は、それに対してこうすればって考えられる頭があるってこと、

つまり自分の成長に目を向けるってすごく大事。

 

 

過去って結局は今、現在の解釈でしかない。

 

そもそも過去自体も存在しない。

だって存在しているの「今」だけだもん。

 

過去は変わらないから、未来に目を向けろ!とかいう人がいる。

 

でも未来も今、ないよね。

 

同じように、過去って幻。今、どこにもない。

過去を覗ける扉もない。

 

ないの。

ない。

 

過去はない。

ない。

 

だから、もう過去に文句をいうのはやめよう。

幽霊に文句言っているようなもの。

 

過去は、心の中にある解釈。

 

その解釈を変えるのは、今この瞬間、これから作っていく今。

 

そもそも存在しない過去を相手にするのもやめよう。

空気にパンチしている感じだから。

 

全部今。

今しか動かせないから。

本当に。